AliExpressで約2500回、トータル約1000万円の買い物をしてきたAli兄さんです。
AliExpressは送料無料の商品が多いですが、複数個の買い物になるとどうしても送料が上乗せされて、送料が割高になってしまうことってありますよね?
そういう時には、セラーに価格交渉して、送料をまとめて発送にして割引してもらったり、複数購入割引は可能かダメもとでも聞いてみましょう。
その場合の価格調整のやり方を解説します。
※ 2020年秋に支払い方法の仕様が変わったので、以前と比較して解説します。
価格調整を依頼するケース
同一商品を複数購入する場合は、購入数に応じて送料が上乗せされていくのも、ある程度納得できると思います。
「ちょっとまけてほしいな…」「送料なんとかならないかな…」という時は、同じ店舗で異なる商品をたくさん購入する場合などではないでしょうか?
例えば、同じ店舗内で異なる商品3つ購入する場合です。カートに追加して見てみましょう。
商品ひとつひとつに対して67円の送料が必要となっています。
「同じ店舗で購入だし、まとめて発送するはずだから送料まけてほしいな…」というのが購入者の心情かと思います。
こういった場合に、どうするのかを解説していきますね。
ちなみに、このケースの店舗情報は、
AliExpressのRosalindネイル商品はこちらから >
Top Brandマークもあり、評価も非常に優秀な良い店舗ですね。
購入前には是非、店舗チェックしてから購入を決める事をオススメします。
2020年冬 最新版『PayPal』を使っての価格調整
2020年冬に支払い方法に『PayPal』が追加されたことにより、価格調整が一気に楽になりました。
最新版をご覧になられたい方はこちらからどうぞ。
⬇
2020年秋以前までの価格調整のやり方
つい最近、支払い方法に変更があり、以前までのやり方ができなくなりました。
現状、特に知っておく必要はありませんが、またいつ仕様が変更するかもわからないので、念の為、記載しておきます。
以前までは、注文確定ページまで進んで、支払い方法の選択画面に、『WebMoney』『電信送金』『その他のお支払い』とあって、『その他のお支払い』を選択し、”支払いせずに戻る”作業をすれば、注文ページに支払い待ち状態で履歴が残る仕様になっていました。
そして、セラーに価格調整をしてもらい、支払うというやり方です。
支払い待ちの状態
注文ページにこの状態を作り、セラーに依頼し価格調整してもらいます。
以前までの、支払い選択画面です。
しかし、現状は、
このように新しいクレジットカードの追加しか選択できない仕様に変わってしまってます。
では、これからどうすればいいのかを見ていきましょう。
AliExpressは何の前触れもなく仕様を変更するので、過去のやり方もいつかは役立つかも知れません。
セラーに予め、割引や価格調整の相談しておく
価格調整が可能かどうか、まずはセラーにメッセージをしておきましょう。
「◯個買うから割引は可能ですか?」
「◯個購入で割引はありますか?」
「あなたの店舗で異なる商品を複数買うので、送料を安くできませんか?」
「お店で複数購入する予定です。送料は割引になりますか?」
などメッセージして、予めOKの返事を得てから”支払い待ちの状態”を作りましょう。
一応、例文を書きましたが、長文でなく単語、単語の英語で全く問題ないです。
「価格調整OK?」
という感じの短文でも、わりと伝わります。
支払い待ちの状態を作る
では、実際に、支払いせずに注文する方法=支払い待ちの状態を作っていきましょう。
3パターンご紹介します。
残高が無いデビットカードで決済する方法
今、普段使いしているデビットカードの残金をゼロにするか、新たにデビットカードを作るかはご自身のご判断になるかと思いますが、一番無難な方法だと思います。
注意点
デビットカードには、そもそもクレジットヒストリーがありません。
いわゆるカード情報に傷が付くなど無く、そのような対象ではありません。
デビットカードに関しては、残高不足でエラーが表示されることは日常的にあり得る現象なので、ロックがかかるという可能性は低いとは思いますが、心配なら問い合わせしてみて下さい。
新しいカードを登録する
注文確定ページの、すでに登録済みのカード情報をタップします。
新たに支払い方法を選ぶページで、”新しいカードを加える”を選択します。
残高の無いデビットカード情報を入力する
完成しましたをタップしても、まだ支払い確定ではありません。
カード情報の登録なので、支払いもされませんし、トップページに”戻る”ことも可能です。
完成しましたがタップできない場合は、AliExpressに登録できないので、正確に入力されているか確認して下さい。
決済する
入力したデビットカードは一旦登録され、注文確定ページに表示されます。
今支払いますをタップします。
当然、残高が無いので決済が落ちることは絶対にありません。
決済エラー
今支払いますをタップすると、この様にエラーが表示されます。(CSC_7200011)
残高不足で、その旨のエラーが表示されます。
支払い待ち状態
このように注文ページには、支払い待ちの状態で残ります。
この状態でセラーに連絡して、『価格調整』をメッセージで依頼すればOKです。
ちなみに支払い例の商品は、韓国プチプラファッションの通販サイト17kgでランキング1位のブラウスを、AliExpressで画像検索して見つけました。
2980円でも十分安いですが、どっちみち同じ商品ならAliExpressですよねぇ。
残高が無いプリベイトカードで決済する方法
クレジットカードもデビットカードも持っていない方は、こちらを試してみてください。
基本的に、先に述べたデビットカードと同じやり方です。
プリペイドカードもチャージをせずに残高¥0で決済すれば、支払い待ち状態が可能です。
・使いすぎや悪用されるか心配
・銀行口座がないからデビットカードは無理
新しいクレジットカード情報をあえて誤入力する方法
デビットカード、プリペイドカードが無い方は、こちらの方法を試してみてください。
お手持ちのクレジットカード情報をあえて誤入力するやり方です。
架空のクレジットカード情報の入力ではありません。
お手持ちのクレジットカード情報の入力をつい間違えてしまった…状態をあえて作るイメージです。
注意点
カード情報を入力するので、誤入力した事実はカード会社に伝わります。
暗証番号の誤入力でロックがかかるというイメージはありますが、カード情報の誤入力でもロックがかかるのか、に関してはカード会社によって独自の規定があるようです。
一般的には、何度も間違えると不正利用が疑われて、一時的にロックがかかる事もあるようです。
しかし、通常時も誤入力は想定範囲内なので、いきなりロックがかかるようなことや、カード会社から不審がられるようなことは無いので安心してください。
新しいカードを登録する
注文確定ページの、すでに登録済みのカード情報をタップします。
新たに支払い方法を選ぶページで、”新しいカードを加える”を選択します。
新しいカード情報をあえて誤入力する
画面のエラーのように、カード番号だけは正確に入力しないと認識されません。
カード番号を誤入力しても認識されないので、お手持ちのクレジットカードのカード番号だけは正確に入力する必要があります。
カード番号は正しく入力し、使用期限・CVVのいずれかを誤入力し、完成しましたをタップします。
新しいクレジットカードとして、AliExpressに一応登録され、注文確定ページに戻ります。
※ 名義を誤入力しても通る場合があるので、使用期限かCVVを誤入力するのがベストです。
完成しましたをタップしても、まだ支払い確定ではありません。
なんとなく緊張する気持ちはわかりますが、支払いもされませんし、トップページに”戻る”ことも可能です。
完成しましたがタップできない場合は、AliExpressに登録できないので、カード番号だけは正確に入力されているか確認して下さい。
決済する
誤入力したクレジットカードは一旦登録され、注文確定ページに表示されます。
今支払いますをタップします。
当然、カード情報が間違っているので決済が落ちることは絶対にありません。
決済エラー
今支払いますをタップすると、この様にエラーが表示されます。(CSC_7200021)
セキュリティーコード(CVV)を誤入力した場合のエラー画面です。
これは、使用期限を誤入力した場合のエラー画面です。(CSC_7200012)
決済エラーはエラーコードが決まっているので、そのエラーによって表示コードが変わります。
AliExpressに、決済エラーコードの早見表があるのでリンクを貼っておきます。
特殊なエラー
CSC_7200053のエラーは、AliExpress登録者が複数のアカウントを所持している際に表示されるエラーです。
セキュリティ上の問題と書かれてあるように、AliExpressのエラー早見表にも記載されていません。
AliExpressは、アカウントの複数所持は禁止事項なので、このエラーが表示されるということは、アカウント凍結の恐れがあるので、早急にアカウントを1つにした方が賢明です。
支払い待ち状態
誤入力したカード情報は、エラーなのでアカウントには残りません。
自動的に消去されるようです。
そして、注文ページには、支払い待ちの状態で残ります。
この状態でセラーに連絡して、『価格調整』をメッセージで依頼すればOKです。
私のオススメのやり方
上記3つの方法を挙げましたが、普段、私が価格調整の時にやる方法もお伝えしておきます。
私は、仕事柄、複数枚のクレジットカードとデビットカードを所持しています。
AliExpressでの買い物は、メインのクレジットカードで、楽天リーベイツのポイントバックもしっかり受けて使用しています。
そして、デビットカードは楽天ユーザーということもあり、楽天銀行のデビットカード。
メインのクレジットカードはいいとして、なぜ、楽天のデビットカードなのか…。
それは、入会金、年会費、口座維持手数料が無料だからです。
これからの時代、支払い形態が多様化し、普通の銀行でも口座維持手数料が必要になってきています。
複数枚のカードを所有している方ならわかると思いますが、1年に1回も使用しないカードなんてザラにありませんか?
その際に、口座維持手数料が引かれてる…なんてことがあったら、私は怒ります(笑)
そして、価格調整の際には、その2種類のいずれかで特に残高を¥0にすることなく、3で紹介した誤入力のやり方で未払い状態を作って、価格調整をセラーに依頼しています。
「え?残高¥0でエラーにして未払い状態を作るって言ったの、あんたじゃん…」
はい…。そうなんですが、
・価格調整の度に残高を¥0にするのがめんどくさい。
・この2種類なら、そもそも審査やクレヒスが無いので、カード情報を誤入力しても、個人の信用情報に履歴が残らない。
・メインのクレジットカードは、なるべく誤入力したくないという心理的なこと。
この3点が私の素直な心境です。
やっぱり、心理的にメインのクレジットカードはあれこれ操作したくないですもんね😅
それと、私は楽天デビットカードも普段使いしているので、残高¥0のまま所持しておくのが難しくて…。
もちろん、残高¥0で所持しておいて、1か2のやり方でもOKですよ〜。
価格調整できないケース
クレジットカードを操作する以外にもいろいろ模索しましたが、セラーと連絡を取り合い確認して価格調整できないケースがわかったので、念の為、書いておきます。
セラーの受注待ち状態
セラーが注文を受領するまでの処理時間に価格調整はできません。
注文をキャンセルした状態
注文してキャンセルした状態では価格調整できません。
注文してキャンセルすると、支払い待ちの状態に見えますが、今支払いますの表示が無くセラーは価格調整できません。
【 まとめ 】
クレジットカードの操作になるので、一抹の不安はありますが、現段階ではこれ以外の方法は見つけ出せていません。
カード会社に問い合わせもしましたが、頻繁に行うことは第三者による不正利用を疑われるようですが、ロックがかかるというのとはまた話が違うとも言われました。
せっかくなので、この機会にデビットカードかプリペイドカードを作っておいても良いかもしれませんね。
セラーいわく、画面のように『Awaiting payment』=『支払い待ち』の表示がないとどうしようもないらしいです…。
私の経験から言うと、年々、決済の種類が減っているのが謎ですが、また以前のように戻る可能性もあるんじゃないかなぁと思っています。