AliExpress 個人輸入 初心者でもわかる国際郵便の追跡番号を解説

AliExpress 個人輸入 初心者でもわかる国際郵便の追跡番号を解説

AliExpressで約2500回、トータル約1000万円の買い物をしてきたAli兄さんです。

 

AliExpressに限らず、個人輸入する上で、ある程度の知識を求められる国際郵便の追跡番号について解説します。

国は違えど、公的な郵便機関から送られた郵便・荷物に関しては、日本郵政の追跡システムで検索できるので、ある意味安心です。

今回は、公的な郵便機関の追跡番号に関してです。

民間の配送業者(DHLやFedEx、AliExpressの委託配送会社のcainiaoやyanwenなど)は、また違う機会に解説します。

 

追跡番号からわかる郵便種別

国際郵便の追跡番号は、大きく5つのカテゴリーに分類されます。
この5つの分類さえ理解しておけば、国際郵便の追跡はさほど難しくありません。
 

通常種別

E→EMS(Express Mail Service=国際スピード郵便)

C→国際小包(フランス語で小包の意味=Colisの略)

R→国際書留郵便(英語で書留の意味=Registeredの略) ePacket

L→国際特定記録郵便 ePacketライト

U→無記録郵便 Small Packet ※ 追跡不可
Uの無記録郵便以外は、日本で国内番号が割り当てられ、日本語表記のバーコードラベルが貼られます。
 
日本への到着場所は、この種別によって変わってきます。
 
国内の国際交換局に関しては、以下のリンクを参考にして下さい。
 
 
ePacketePacketライトというのはあくまでも日本郵政が愛称として名付けたもので、チャイナポストのePacketとは厳密には異なります。

世間的にはあちら側が真似をしていると言われています…。 
                 ですので、Lの国際特定記録でも中国からのラベルに、ePacketの表記で送られてくるケースはありますし、むしろ大半がそうです。

 

保険付き

例外として、保険付きの場合、『V』が先頭1桁目に表記されます。
 
よくある間違いとして、『RV◯◯◯◯◯◯◯◯◯CN』などと追跡番号がなっているので保険付きと解釈されがちですが、基本的には先頭1桁目に『V』表記が通例です。
 
ただし、国によってはもちろん例外もあるので、断定は致しません。
 
ちなみに私は、AliExpressを利用する上で、わざわざ保険付きで送られてきたことは一度も経験したことがありません…。
 

補償について

郵便物に関しての保険、補償は差出人側に権利があるので、保険をつけるつけないは差出人側の判断になります。
 
わかりやすく言うと、「中国からの配送が心配だから保険をつけて送って下さい」とお願いしたところで、仮に壊れて届いても、受取人側は一切関係ないと言うか関係できない事です。
 
破損などを日本郵政に訴えたところで、破損証明書的なものは発行してくれますが、賠償や補償に関しては差出人とやり取りしてください。となります。
 
これは万国郵便条約で決まっていることなので納得せざるを得ません。
 
私の経験では、AliExpressで買い物をして、『V』の追跡番号で送られることは、まず無いと思って頂いていいと思います。
 
 

追跡番号の構図

無記録郵便のラベル

構図で言うと、世界共通の追跡番号というのは『2桁の種別コード+9桁の数字+2桁の国名コード』となっています。

2桁の種別コード

E→EMS(Express Mail Service=国際スピード郵便)
C→国際小包(フランス語で小包の意味=Colisの略)
R→国際書留郵便(英語で書留の意味=Registeredの略) 
L→国際特定記録郵便 
U→無記録郵便 ※ 追跡不可

1桁目には、郵便種別を表す『E・C・R・L・U』が割り振られます。

※ 保険付きの場合は、『V』が1桁目です。

2桁目は、単なる通し番号です。

 

9桁の数字

ランダムに割り振られ、単なる通し番号です。

 

2桁の国名コード

末尾2桁は国際標準機構(ISO)ISO 3166-1の国名コードが割り振られます。

例えば、中国からの国際特定記録だと、『L◯123456789CN』という感じで、末2桁に『CN』が表記されます。

AliExpressを使う上で多いのはアジア圏で、これぐらい抑えておけば大丈夫かなと思います。

 国名コード郵便機関
中国CNChina Post
台湾TWChunghwa Pst
香港HKHong Kong Post
シンガポールSGSingapore Post
マレーシアMYPos Malaysia
タイTHThailand Post
ベトナムVNVietnam Post

もちろん、オランダ『NL』なんかもありますが、挙げたらキリがないので…。

 

台湾に関しての注意点

中国と台湾の政治情勢は複雑で、正式には

中国🇨🇳=中華人民共和国

台湾🇹🇼=中華民国

となっています。

それに伴い、Chunghwa Post中華郵政)は俗に言う台湾ポストのことですが、明確に『TAIWAN Post』台湾ポストと銘打った会社や物など存在しません。

しかし、国名コードは台湾を指す、『TW』が使われます。

認識は台湾ポストで問題ないですが、China Post中国郵政)とは違うので気をつけて下さい。

E→EMS

EMSのマーク

Express Mail Service=国際スピード郵便の略

皆さんご存知の、最速の国際郵便です。

商品の大きさ・重さにもよりますが、高額な商品には最初からEMSで送料無料だったりするケースが多いです。

あとは、ロットが多い商品などもEMSだったりします。

私がよく利用するケースは、「たくさん買うからEMSで送れませんか?」と交渉して送ってもらう事が多いです。

AliExpressは、購入者が商品の受け取り完了をしてから、セラーが代金を受け取ることができるシステムなので、セラー側の心境としては、高額商品は早く代金を受け取りたいのと、補償が付帯しているのでEMSを利用するのだろうと推測しています。

 

実際にAliExpressで買い物したケースです。

China Post(中国郵政)

中国郵政のEMSラベル

 

Singapore Post(シンガポールポスト)

シンガポールポストのEMSラベル

シンガポールポストは、EMSでも2週間ほどかかり、体感的に遅い印象です。

 

C→国際小包

フランス語で小包の意味=Colisの略

2kgまでは国際書留、国際特定記録で送れるので、それ以上のサイズで、EMSより郵送料をかけたくない時に使用するのだろうと思います。

各国の郵送料金までは熟知していませんが、セラー的には、大きさ・重さを鑑みて、EMSもしくは民間配送業者のDHLやFedExを選択したほうが都合がいいと思われます。

私の経験では、商品が2kgを超える場合で安価な商品は、荷物を2つに分けて、それぞれ国際特定記録郵便で送ってきたり、セラー側もなるべく送料をかけない手を考えて送ってきます。

国際小包もSAL便対応ですが、わざわざSAL便指定する人は少ないようです。

ちなみに私は、AliExpressを利用する上で、国際小包で送られてきたことは一度も経験したことがありません…。

 

R→国際書留郵便

英語で書留の意味=Registeredの略

フランス語で書留の意味=Recommandéの略とも

日本郵政ではePacketという名で呼ばれますが、国際的に決まりがあるわけではありません。

先にも述べた通り、中国などはePacketの名は真似してますが、日本と同じように国際書留郵便だけにePacketと表記しているわけではないです。

紛らわしいですが、国際ルールで決まっているわけではないので、しょうがないと言えばしょうがないですね…。

国際書留郵便は、受け取りサインが必要なので必ず対面で荷物の受け渡しがされます。

差出人側の問題ですが、補償も付帯してます。

SAL便対応で、日本郵政の追跡システムで追跡可能です。

 

実際にAliExpressで買い物したケースです。

China Post(中国郵政)

輸送方法の画面 China Post Registered Air Mail

ある商品の輸送方法の画面です。

両方ともChina Postで、Registeredと書かれている書留より、中国がePacketとしている方が送料は高く設定されていますが、AliExpress内で表記する際、セラーが送料金額を設定しているので、店舗によって料金は様々です。

 

輸送方法で選んだのは、China Post Registered Air Mailです。

China Post Registered Air Mailの追跡番号

 

そして、実際に到着した荷物には、

チャイナポストの国際書留郵便のラベル

Small Packet BY AIRと表記されて、Rの国際書留のラベルでした。

※ 日本ではSmall Packetは無記録郵便を指します。国際ルールではないとはいえ、紛らわしいです…。

※ 追跡番号がRVから始まってVが含まれてますが、保険付きではありません。

 

このような感じで、各国によって仕様は異なりますが、R=国際書留郵便は国際ルールなので、輸送方法でRegisteredの表記を見つけたら要チェックであることには間違いないです。

 

L→国際特定記録郵便

AliExpressで約2500回買い物してきましたが、このLの国際特定記録が一番多い郵送種別です。

日本郵政ではePacketライトという名で呼ばれますが、国際的に決まりがあるわけではありません。

特にChina Post(中国郵政)は、国際特定記録をePacketという名で国際郵便の展開をしているので、日本人からしたら紛らわしいですね。

しかし、これも中国など諸外国が悪いわけでもなく、各国の呼び名の付け方は自由です。

これを日本郵政に「ePacketで送られてくるから調べてほしい」と言うと、国際書留郵便と勘違いされるので気をつけて下さい。

受け取り人は受領サイン不要で、ポスト投函されます。

補償の類は無く、もちろんSAL便対応です。

 

実際にAliExpressで買い物したケースです。

China Post(中国郵政)

中国郵政からの国際特定記録郵便のラベル

宛名ラベルに、ePacketと表記されています。

 

Chunghwa Post(中華郵政)

台湾ポストの国際特定記録郵便

台湾ポストにはePacketの表記はありません。

台湾ポストは、税関告知書と宛名ラベルが一体の1枚で送られてくる場合がほとんどです。

 

U→無記録郵便

日本郵政ではSmall Packetという名で呼ばれますが、国際的に決まりがあるわけではありません。

AIR MAILの類と混同されがちですが、手紙や葉書とは違います。

Uの無記録郵便は、郵便物の中に物品が入っている場合で、税関告知書を貼る事が義務付けられています。

国際郵便物と言えど、無記録郵便は普通郵便扱いです。

当然SAL便対応で、ポストに投函されます。

補償など、もちろんありません。

国内番号の割り振りあてもなく、追跡もできません。

追跡したい場合は、現地の追跡システムを用いて、現地までの追跡なら可能です。

 

国際郵便なのに、なんとなくさみしくなりますよね…。

そして、追跡ができないので、不慣れな方は

「本当に届くの?騙されたんじゃないか…」

と不安になられる方もいます。

 

日本人の感覚だと、

「国際郵便物なのに、なんで追跡番号が無いの?ちょっと非常識じゃない?」

と思われる方が多いようです。

しかし、日本国内でも、普通郵便に追跡番号などありませんよね?

もちろん、手紙や葉書も同じことが言えます。

 

これは売り手側の立場になって考えると簡単で、メルカリなどでも送料を抑えたい低価格商品の時は、追跡可能なメルカリ便などではなく普通郵便を指定するのと同じです。

よって、AliExpressで低価格商品を購入した場合、もしくは送料無料の輸送方法を選択した場合は、ほとんどが、このUの無記録郵便なはずです。

もし、追跡がしたいのであれば、プラス料金を支払い、『追跡機能を利用可能』となっている種別を選択しましょう😌

 

無記録郵便は、セラーが送料コストを抑えたいのが基本なので、現地の郵便局や配送業者のまとめて割引を用いるために一定の量になるまで待ったり”隙間”や”ついで”の輸送で複数の現地配送業者を経由して輸送されるなど、送料が安い分時間がかかります。

 

実際にAliExpressで買い物したケースです。

China Post(中国郵政)

中国郵政の無記録郵便

無記録郵便は、税関告知書と宛名ラベルが一体の1枚で送られてくる場合がほとんどです。

日本語表記のバーコードラベルも無いです。

 

【 まとめ 】

📌 公的な郵便機関から発送で、無記録郵便以外は、日本郵政の追跡システムで追跡可能。

📌 追跡番号の末尾2桁に国名コードがない場合は、民間の配送業者独自の追跡番号。

📌 AliExpressの輸送方法で『追跡機能を利用可能』となっている種別は、国内追跡可能なので安心。

📌 なるべく早く到着を希望するなら、公的な郵便機関から発送の、『追跡機能を利用可能』となっている輸送方法を選ぶ。

📌 AliExpressで低価格商品を購入の際は、ほとんどがUの無記録郵便である。

 

いかがでしょうか?

郵便機関の追跡番号についてだけなので、ちょっと物足りない方もいるかと思います。

ごめんさい…。

民間の配送業者、現地の下請け配送業者の追跡システムに関しても、今後、書く予定です。

もしもまだ不可解なことがあれば、直接、国際交換局へ問い合わせするのをオススメします。

 

 

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