AliExpressで約2500回、トータル約1000万円の買い物をしてきたAli兄さんです。
AliExpressの輸送方法は、追跡不可だったり、到着までかなりの時間を要するものがあります。
それを回避する為に、輸送方法を指定する方も多いと思います。
しかし、質の悪いセラーによっては、わざわざ課金して輸送方法を指定したのにも関わらず、勝手に変更するセラーがいるのも事実です。
これは、購入後、自ら追跡などを確認しなければ、なかなか気がつくものではありません。
大前提で、評価の高い店舗から、もしくはトップブランド店舗などのオフィシャル店舗から購入するのがベストですが、そうも言ってられませんよね。
今回は、そのようなケースに陥った時の確認方法と、Dispute(紛争)のやり方を解説します。
注意点
いつもならスマホアプリでの購入をベースに解説しますが、今回は、スマホアプリからでは詳細を確認できないために、パソコン画面をベースに解説します。
普段はスマホアプリから購入されている方も、輸送方法を変更する際は、大事を取ってパソコン画面を開いて、先に証拠だけ抑えておきましょう。
この一手間で、もしものトラブル時に役立ちます。
輸送方法を変更する前にやるべき事
店舗情報・評価、輸送方法の確認
まずは、輸送方法を変更して購入しようとしている商品の、店舗情報を簡単に確認しておきましょう。
例えば、以下の店舗だと、トップブランド店舗、フィードバック、フォロワー数とも申し分ない優良店舗なのが一目瞭然ですね。
このような店舗だと、トラブルは少ないです。
AliExpressには様々なホワイトニングテープが販売されています。
下記の画像からチェックして頂けます。
次に、輸送方法を確認してみましょう。
以下のように、送料無料で追跡不可、輸送期間30〜50日が基本ですが、輸送期間と送料とのバランスを見て、変更しましょう。
セラーに輸送方法変更の意思をメッセージする&スクショを撮っておく
変更したい輸送方法が決まったら、必ず、購入前にセラーにメッセージをしておきましょう。
どうしてもレスポンスが遅い場合は、スクショを撮っておくのをオススメします。
また、そのスクショもセラーへ送信しておきましょう。
パソコン画面
パソコンからだと、決済ページにも表記されているように、輸送方法が明確に残ります。
そして、緑の文字で書いていますが、注文時のコメント欄にも指定した輸送方法を入力するなりしておきましょう。
簡単に「China Post Registered please.」などで良いです。
これが、もしもの際の証拠として役立ちます。
スマホ画面
スマホからだと、上記のように、輸送方法が明確に表示されません。
仮に、輸送方法を変更しても、金額しか表示されません。
ですので、パソコン環境があるなら決済画面のスクショを撮っておくなりしておきましょう。
もしも、パソコンが無い方は、セラーとのやり取りで念押しの確認が重要になってきます。
一応、緑の文字で書いているように、注文時にコメントを残しておけばこれは残るので、トラブル時には有効になってきます。
購入後に確認すべきポイント
購入後に、セラーから発送されたら、追跡番号・輸送方法が開示されるので確認しましょう。
初心者の方に多いですが、購入してそのまま気長に到着まで待つのは危険です。
AliExpressはあくまでも自己責任での買い物になります。
慣れるまでは、ひとつひとつ確認を繰り返しながら、到着まで待ちましょう。
注文履歴から追跡画面を開いてみましょう。
パソコン画面
このように、パソコンからだと、指定した輸送方法が明確に残っているので、違いが一目瞭然です。
これは、スマホアプリで購入後でも、パソコンからログインすれば注文履歴から確認できます。
それにしても…、わざわざメッセージを残しているのにも関わらず、チャイナポストから台湾ポストに勝手に変更してるんですよね。
変更された方はLから始まる国際特定記録で、私が指定したのはRから始まる国際書留なんです。
はっきり言って、送料が全然違いますし、輸送時の郵袋も違うので到着まで時間差が生じる可能性が大です💢
スマホ画面
スマホ画面だと、上記のように、購入時の輸送方法が明記されている箇所がありません。
ですので、パソコンから注文履歴のページを開き、スクショしてDisputeに備える必要があります。
購入後に確認すべき事の記事です。
指定した輸送方法と違う発送をされた時、Dispute(紛争)する前にやるべき事
まずは、セラーと話し合いましょう。
いきなりDisputeするのだけはNGです。
まだ到着前ならDisputeしても、セラーは絶対にDisputeを受理しないでしょうし、AliExpressからも「到着まで待って下さい」と保留にされる可能性が高いです。
基本的に、Disputeはセラーが購入者の異議申し立てを受理すればそれで終了です。
相談も無しに、いきなりDisputeしても、セラーは絶対に受理しません。セラーも状況把握ができていないですからね。
セラーが購入者のDisputeを受け入れない=返金対応しない場合にAliExpressが介入してジャッジします。
ですので、できるだけDisputeしてセラーがすんなり受理するのがベストです。
今回のようなケースは、発送方法を勝手に変更するようなセラーなので、100%ごねると予想しておきましょう。
そして、のらりくらりと返事を誤魔化しながら、買い手側の戦意喪失を狙ってきます。
しかし、一応、セラーには
発送方法が違うじゃん。Disputeするぜ。
とメッセージして、Disputeする意思があることを伝えておきましょう。
Disputeに関する記事で何度も書いていますが、
返事のパターンとしては、
「この輸送方法の方が良いと思った。」
「ごめん。お詫びに次回の注文時に◯ドルの割引をする。」
「PayPalで返金する。アカウントある?」
「すいません。◯ドルだけ返金します。」
「・・・」(無視)
などがあるあるです。
発送方法を勝手に変更するようなセラーなので、非は認めないでしょう…。
そして、あなた自身がどうして欲しいのかによりますが、Disputeで差額を返金してもらうのもいいでしょうし、次回の購入時に割引してもらうのもありでしょう。
その辺は、駆け引きが必要になってきますが、私は基本的にDisputeは疲れるのであまりしたくありません。
ですので、次回の注文時に、差額分を購入分にプラス1してもらったりします。
もちろん、「二度とこんなセラーから買うかよ!」となればDisputeします😅
Dispute(紛争)のやり方
受け取り前にDisputeしても、あまり意味がないので、受け取りした事を前提に書いていきます。
スマホ画面でDispute手順を見ていきます。
『払い戻しのみ』を選択すると、発送に関する理由がありません。
『払い戻しと返品商品』を選択すると、発送に関する問題と出てきます。
⬇
発送に関する問題を選択すると、自動的に上記のような画面になります。
返品となってますが、送料の差額だけを入力し、セラーの受理を待ちましょう。
証拠のアップロードは、購入前にスクショした画面、パソコン画面での輸送方法の違いのスクショ、セラーへメッセージしたスクショなどを使用しましょう。
ここで、購入時の一手間のスクショが役に立ちます。
【 まとめ 】
📌 輸送方法を変更する際は、前もってセラーに変更する旨をメッセージしておく。
📌 購入時に、輸送方法が明確にわかるパソコン画面のスクショを撮っておく。
📌 購入後、追跡画面で、輸送方法に間違いないか確認する。
📌 輸送方法が違ったら、すぐにDisputeせずに、セラーにDisputeの意思を伝える。
📌 Disputeは、到着後にする。
📌 輸送方法を勝手に変えるセラーは質が悪いので、必ずごねると想定しておく。
いかがでしたか?
基本的に、店舗評価の悪いセラーから購入した際に起こりうるトラブルかとは思いますが、いつもと違う方法で購入する際は、スクショは念の為に撮っておいて間違いないですね。
慣れるまでひとつひとつ確認をするのは疲れますが、Disputeの方がもっと疲れるので、念の為ということで抑えておきましょう。