AliExpressで約2500回、トータル約1000万円の買い物をしてきたAli兄さんです。
トップページに表示される、AIがピックアップした商品をランダムに眺めるのもいいですが、より良い商品を見つける為の、リサーチの方法を解説します。
検索できない、探したい商品が見つからない、似た商品が出てこない方に是非試してほしいです。
商品検索の方法
トップ画面からすぐに移行できる、キーワード検索、カテゴリー検索、画像検索で事足りると思います。
特に画像検索はオススメです。
キーワード検索
日本語でも英語でも検索可能です。
但し、まだまだ翻訳機能に難があるので、英語で検索する方がいいかもしれません。
例として、ネイル用品の『トップコート』で検索してみます。
トップ画面からキーワード検索欄をタップすると左画面に移行します。
そして、キーワード入力後、検索で右画面に移行します。
画像を見てわかりますが、赤い丸⭕の箇所は、カテゴリー検索、画像検索、音声検索、と他の検索もすぐにできるようになっています。
①ベストマッチング
キーワード検索すると最初からAIがベストマッチングとして商品をピックアップしてくれています。
画像の通り、追加日時、価格が高い順、価格が安い順を選択できます。
②ブランド
検索した商品カテゴリーにブランド展開がある場合は、表示されます。
ここで表示されるブランドというのは、ほぼ中国ブランドのみです。
しかし、これらの中にはTop Brandsとされる優良店舗があったり、オフィシャルショップがあったりします。
日本人からすると知らないブランドが大半だと思いますが、悪くないツールです。
③注文
注文数の多い順に表示されます。
注文数が多いという事は、それだけ人気がある=安心して買い物できる目安になります。
④フィルタ
絞り込み検索ですが、私個人的にはほとんど使いません。
⑤3点リーダー『 … 』
この『 … 』をタップすると、詳細を読みます=商品ページに移動、ウィッシュリストに追加=お気に入りに追加、そして画像検索を選択できます。
キーワード検索して気になる商品があった時に、わざわざ商品ページに移行せずにお気に入りに追加したり、検索した商品をわざわざ画像保存せずにそのまま画像検索できます。
日本語検索と英語検索の比較
同じ『トップコート』を検索してみても、このように表示される商品が変わってきます。
私個人的には、検索のマッチングが良い、英語検索をするようにしています。
画像検索
メルカリにも備わっている画像検索ですが、AliExpressにも、もちろんあります。
(※ メルカリの画像検索は終了したようです。)
日本のフリマサイトとの価格比較に役立ちますし、転売したい人は必須ツールです。
私も日常生活で、気なるものは常にスクショして、すぐにAliExpressで画像検索します。
Instagramなどで可愛い服を紹介していたり、販売サイトへ誘導したりありますよね?
ああいうのも、スクショしてAliExpressで画像検索してみて下さい。安い中国製品が、どれほど高額で日本で販売されているかわかります。
例として、メルカリで気になったジェルネイルがあったので画像検索してみたいと思います。
メルカリから画像をスクショして、保存。
AliExpressのカメラマークをタップし、画像検索します。
画像は直接撮影してもOKですし、保存してある画像を選択してもOKです。
①その他
カテゴリーですが、”その他”の選択のままでいいです。横にアパレルなどありますが、試す必要すらありません。
②類似
最初から類似商品が表示されます。触らなくていいです。
③注文
注文数の多い順に表示されます。
注文数が多いという事は、それだけ人気がある=安心して買い物できる目安になります。
④価格
価格が高い順、価格が安い順を選択できます。
同じ商品でも価格差があります。価格の安い物はその分、送料が必要だったり、『釣り』として対象外の商品を安く設定して最低価格を表示させていたり、様々です。
カテゴリー検索
縦にスクロールして大まかなカテゴリーを選択し、その中から細分化していきます。
かなりの数のカテゴリーがあるので、カテゴリーを選択するのに苦労するかもしれません。
AliExpressには無数に商品があります。そして、カテゴリーの数も非常に多いです。
買いたい物が漠然としている時は、このカテゴリーを流し見するだけでも「あ!これ欲しい!」と目が止まるはずです。
音声検索
トップ画面からキーワード検索に移行すると、『音声検索』のタブがあります。
長押ししながら話しかけ、指を離すと検索がスタートし、検索商品が表示されます。
正直、私は使いません…。
ARスキャン検索
ARとはAugmented Realityの略で、日本語にすると『拡張現実』です。
QRコードを読み取るように、画像処理されたARマーカーにスマホをかざすと動画再生されるシステムです。
しかし、現在はまだ浸透していませんし、AliExpressもまだ対応をシステム構築中のようです。
QRコード検索
商品にQRコードがあったり、店舗トップページにQRコードがある場合などに使用します。
実際はほとんど使用しません。
インスピレーションボード
特に検索というわけではないですが、検索画面に表示されているので紹介しておきます。
画像検索の画面で下部に小さく表示されています。
AIによって表示されていると思いますが、この機能によって検索が助かったり、何かを見つけることができた事は特にありません。
【 番外編 】ウィッシュリストから似た商品を探す
商品リサーチとは違いますが、類似商品を探す際に、非常に役立つツールがあるので紹介しておきます。
商品ページのハートマークをタップすると”ウィッシュリスト”という”お気に入り”に追加されます。
そこで、その”ウィッシュリスト”を開き、商品右下の『3点リーダー』の①をタップします。
次に、『似た商品を見る』という項目の②をタップし、そこから類似商品を見てみましょう。
私はこれを頻繁に使用します。
商品検索の注意点
検索をすると、同じ商品の中でも、ついついより安い商品を求めてしまいます。
しかし、商品ページを開くまでは最低価格しか表示されていないので、安いからといってすぐにポチッと購入をしてしまうと実は送料無料ではなかったり、安いから複数購入を選択したら送料が上乗せになったりと様々です。
安いには安いなりの理由が必ずあります。
📍『まずはウィッシュリスト=お気に入りに追加』
📍『優良店の証である、注文数の多い商品ページから見る』
これらを心がけてみて下さい。
注文確定ページまで進んで合計金額を確認する
”注文確定ページ”まで進み、合計金額を確認して、最終判断をしてみてください。
”注文確定ページ”から”戻る”を選択すれば、何も問題ないです。
安い買い物をしても、後々トラブルに見舞われるぐらいなら安心できるセラーから買いたいですよね。
画像検索での模造品に注意
AliExpressには、ハイブランド商品はありません。例えば、ルイヴィトンやグッチなどです。
これらの画像を画像検索すると、似たような商品としてコピー商品や模造品がピックアップされることがありますが、ズバリ、100%偽物と言って過言はないでしょう。
そして、なぜ画像検索なのか。
それは、商品名にルイヴィトンやグッチなどと表記されていないからです。
AliExpressは安い!と知って、ほとんどの日本人が検索するようですが、ルイヴィトンなどのハイブランドをキーワード検索しても本物は出てきません。
仮に検索して出てきても、偽物なので数日後に削除されているでしょう。
もちろん、正規品のルイヴィトンが出品されていないというのもありますが、偽物を売りに出している悪徳出品者も取締りによるアカウント停止が怖いので、表立ってブランド名を表記していないから、というわけです。
また、このページでも取り上げたネイル商品ですが、コスメブランドの模造品も多く出品されています。
確かな知識をお持ちの方なら大丈夫でしょうが、安いからといってすぐに飛びついてしまい、粗悪品を掴まされた…、なんて話はよく聞きます。
AliExpressは近年、悪徳出品者の取締りに積極的に取り組んでいます。
これに関しては、いたちごっこかもしれませんが、AliExpressには『dispute=返金制度』があるので、あまりも悪質な場合には、AliExpressが介入し然るべき対応をしてくれます。
しかし、最終的には購入者の自己責任を問われるので、「なんか怪しいな…」と感じた場合は購入は控えましょう。
偽物商品は、巧妙に商品ページを細工しています。
詳しくは以下のリンクからどうぞ。
【 まとめ 】
📌 どの検索を使用しても、注文数の多い順に並べ替え、注文数の多いページからチェックしていく。注文数の多さは信用と信頼の証。
📌 メルカリやInstagramなど、web上で気になった商品はスクショして、画像検索をしてみる。
📌 気に入った商品はウィッシュリストに入れて、類似商品の検索をする。
📌 キーワード検索は日本語と英語、両方で検索する。
📌 ブランド商品の検索でピックアップされる、コピー商品、模造品に注意する。
いかがでしたか?
商品リサーチの検索システムをうまく使いこなすと、思いがけない素敵な商品に巡り合ったり、最安値商品をゲットできたりと買い物の幅が広がります。
普段の日常生活の中でも、雑貨屋さんやアパレルショップなどで気になる商品があったら、とりあえず撮影し、画像検索してみましょう♪